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2025.10.07
導入事例

限りある資源を守るために〜T社におけるUF・RO装置導入事例インタビュー〜

ー 本日お客様の会社について教えていただけますでしょうか。

はい、T社の刈谷工場でお願いします。

ー ありがとうございます。では、工場の所在地や周辺環境について簡単に教えていただけますか。

はい、愛知県刈谷市にある事業所様で場所としては駅前の街中にある工場です。

ー 今回導入された装置の種類について教えてください。

今回導入したものは、弊社で扱っているUF膜を使ったUF装置と、RO膜を使ったRO装置をそれぞれ1台ずつ導入しました。UF装置で処理した水をさらにRO装置で再処理する、2段階の濾過方式の設備です。

ー 粗いフィルターで濾過した後、さらに細かいフィルターで仕上げるというイメージですね。

その通りです。

ー 導入のきっかけは何だったのでしょうか。

もともとT自動車の協力会社であるTS会社に当社の装置を納入していて、そこでの実績を評価していただいたことがきっかけです。

ー 導入前に困っていたことについて教えていただけますか。

大きくは3つあります。まずCO2削減への取り組み、次に蒸気を使わない工場運用(蒸気レス化)、そして最後は臭気の問題です。既存の装置は臭気が発生しやすかったため、その改善も求められました。

ー 排水処理の最終的なゴールとしては、無臭・不純物ゼロを目指すイメージですか。

そうですね。排水処理は、最終的にきれいな水に戻すことがゴールなので、匂いを抑えることも含めてできる限りゼロに近づけたいと考えています。

ー 御社の装置を選んだ決め手はどのような点でしょうか。

TS会社の事例を見て「うちでも導入したい」と決めていただいた形です。やはりCO2削減、蒸気を使わない、省エネ性能、さらに臭気対策といったメリットが評価されました。

ー 導入後の効果についてはいかがですか。

CO2削減効果が大きく、社内の改善発表会で大賞を受賞し、その後、省エネ大賞にエントリーする流れになりました。装置としての安定性もあり、導入後のトラブルもありません。

ー 実際の処理の仕組みについてですが、前に使われていた装置はどのような方式だったのですか。

以前はガスで加熱した蒸気を熱源に排水を蒸発させる装置にて処理を行っていました。熱を加えると臭気が発生しやすいのですが、UF・RO装置では常温でフィルターろ過を行うため、匂いの発生が少ないです。

ー なるほど。蒸気やCO2を使わず、さらに匂いを抑えられるということですね。

はい、その通りです。管理面でも弊社のフィルターろ過処理は調整が必要なく、誰が扱っても同じ品質の処理水が得られるのもポイントです。

ー 周辺環境、例えば住宅地への影響についてはどうでしょうか。

駅前という立地ですし、周辺にマンションもあります。匂いでクレームが出ると装置の稼働停止や莫大な損失につながるので、臭気対策はとても重要です。今回のUF・RO装置はその面でも有効だと評価されています。

ー 今後の展開として、ほかに取り組みたいことなどはありますか。

今回の処理方法は初めての取り組みでしたが、他の工場への横展開の話もいただいています。ただ、他工場では抱えている問題も様々で、その都度最適化していく必要があります。

ー 最後にこの技術についてキャッチコピーをつけるとしたら何かありますか。

「限りある資源を大切に」というフレーズが良いかと思います。工場の排水を循環させ、50m³/日を処理するというのは4人家族の2日分の水の量に相当します。そういった数字を盛り込みつつ、未来を守るというメッセージを伝えたいです。

ー とてもわかりやすいお話でした。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。


このインタビューの製品

UF/ROハイブリッド型処理装置

処理水のリユースによる省水化目的のためにUF処理水を更に高度処理するRO膜ユニットも搭載したハイブリッド型もラインナップ。

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